笹かまコンビーフ

イキリキャシーが、どうでもいいことを毎週金曜に綴るだけのブログ

イキリキャシーとアメリカ

 

この笹かまコンビーフ、しょうもないことを書き連ねるブログなので中の人の詳しい状況なんかは書いていない。

 

ただ(文字通りの)時差投稿をしたので、これは言ってもいいだろう。

 

↓時差投稿

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

5月までアメリカにいる予定だったが、来年末まで伸びることになりそうだ。

 

大学生を名乗っていられる期間も伸びるようである。

 

このブログに関しては今まで通り、素敵な発明である予約投稿機能を使うつもりである。

 

ただ、アメリカ関連の話題が増えるかもしれない。

 

増えないかもしれない。

 

それだけである。

 

いや、本当にそれだけか?

 

勘のいい人なら気づいたかもしれない。

 

記事切れだ。

 

↓記事切れについて詳しくはこちらを

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

ほら、こうやってすぐ過去記事の引用で誤魔化す。

 

だって仕方がないじゃないか。

 

日本がゴールデンウィークで浮き足立つ一方、こちらは学期末なのだ。

 

ネタ切れではないが、深刻な記事切れに悩まされている。

 

書きかけの記事だらけ。

 

来週、どんな苦し紛れの記事が出てくるか楽しみである。

イキリキャシーがイキっていた頃

 

人間誰しも黒歴史というものがある。

 

このブログだっていつかは黒歴史になるかもしれない。

 

すでに、

 

「あいつこんなの書いて将来黒歴史だぜw デジタルタトゥーw」

 

とバカにされている可能性もある。

 

それは将来のわたし次第だ。

 

将来のわたしにバカにされたらショックだが、現在の他人にバカにされていようと

 

「ああ、そうですか」

 

となるだけである。

 

わたしのことが嫌いな人で、腹いせで言っているんだとしたら

 

「それってあなたの感想ですよね?」

 

と某掲示板設立者の方のようなことを言ってしまいそうになるが、それもまぁ腹いせのようなものかもしれない。

 

とにかく、どう思われようといいのだ。

 

すでに黒歴史化したブログに比べたら、どうせこんなの大した黒歴史にならない。

 

一応非公開の状態で残しているのだが、もう頭を抱えながら読むことしかできない。

 

ならなぜ消さないのか、という意見も出そうだが、わたしは残すタイプだ。

 

数多いわたしの謎のこだわりの一つである。

 

 

中学時代は黒歴史量産機として生きていた。

 

そりゃあもう、こんなところに書けないものだらけだ。

 

存在が黒歴史である。

 

そんな黒歴史の擬人化のような中学生のわたしが生み出したのが、黒歴史ブログ。

 

中身も相当なものだが、ペンネームが相当キツい。

 

キツいというか、イタいというか、共感性羞恥を引き起こすために存在するワードというか。

 

恥を忍んで書くが、「神」という字をもじったものだった。

 

「○○神」とか「神○○」とか「○神○」とか、どれとは言わないがこんな感じのものだ。

 

神を自称するなんて、とんでもなく烏滸がましい行為である。

 

それに比べたら、イキリキャシーなんてマシだ。

 

以前イキリキャシーの由来について書いた。

 

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

大学入学直前、意識高いミドルネームのある未来の同級生に想いを馳せた結果生まれたのが「イキリキャシー」だ。

 

それが自分のあだ名候補になり、あだ名とはならなかったがペンネームとなった。

 

神は堕天したのだ。

 

もしくは天下り

 

いや、地に足をつけたと言うべきだろう。

 

あの頃の自分よりはマシになったはずだ。

 

中学生のノリとはなんとまぁ恐ろしいものだ。

 

笹かまコンビーフを開設したのは、黒歴史ブログからだいたい4年ほど経った頃。

 

黒歴史ブログの文章たちと、笹かまコンビーフの最初の記事を見比べると、天と地ほどの差である。

 

もちろん笹かまコンビーフが天で、黒歴史ブログが地だ。

 

作者は堕天し、天下りし、地に足をつけたが、ブログ自体は昇天した。

 

最初の記事↓

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

これは正直今読んでも面白い。

 

「節分にまつわる思い出」からこの記事までは3年。

 

この3年間で面白くなったかどうか定かではないし、もしかしたら面白くなくなっているかもしれない。

 

しかし、黒歴史ブログから笹かまコンビーフの4年間で面白くなったことは確かだ。

 

よく言えば、当時のわたしには伸び代があったということだろう。

 

いつかあの黒歴史ブログの文章を笑って読める時が来ますように。

 

 

リア充、ソロ充、そしてモバ充

 

リア充だのソロ充だの、世の中にはわけのわからない充が多すぎる。

 

リア充の本来の定義は、

 

「リアルが充実している」

 

だったはずだ。

 

それがいつの間にか

 

「パートナーがいること」

 

に変わっていた。

 

パートナーがいなくたってリアルは充実するものである。

 

少なくともわたしはそうだ。

 

パートナーがいないからといって

 

リア充爆発しろ」

 

なんて言ったら、自分も爆発してしまう。

 

ノリで言うこともあるが、どこか違和感を覚えているというのが現状だ。

 

ソロ充という言い方も、リア充の対義語として扱われているような気がしてならない。

 

「あの人、1人で出来るんだってー。うわぁー」

 

のような雰囲気も気に食わない。

 

やらなければならないことから解放されて、好きなだけ寝て、1人のんびりYouTubeを見たりゲームをしたりする時間が必要な人間だっているのだ。

 

外出だって、自分の好きなものを好きなように買いに出かけたり食べに出かけたりして、存分に堪能したい。

 

わたしが人に合わせないと、人がわたしに合わせることになる。

 

それも申し訳ない話だ。

 

別に人が嫌いなわけではない。

 

ただ、1人の時間も必要というだけだ。

 

むしろ、ソロ充とリア充は似た概念ではないだろうか。

 

 

とまぁ、そんな意識高めな話は他に任せておけばいい。

 

わたしが一番首を捻ったのが、「モバ充」である。

 

事の発端は、誤字の多い後輩(以下アオイサバミソ)が

 

「モババ忘れて鳥に帰りました」

 

とLINEを送ってきた事だった。

 

最初は

 

「鳥に帰りました」

 

というパワーワードに気を取られていたが、モババとはなんぞや?と次第に疑問を抱きはじめた。

 

アオイサバミソは誤字が多い子ではあるが、いつもはなんとなく文脈から察することができる。

 

原型をとどめていない

 

「んかりましま!(わかりました!)」

 

であっても、

 

「(位置情報)たぶんここ」

 

とわたしが送っているから

 

「わかりました!」

 

だとわかる。

 

しかし

 

「モババ」

 

とはなんだろう。

 

少しスクロールして、ようやく謎が解けた。

 

イキリキャシー「スマホの充電忘れて死にそう。ポータブル充電器どっかで買いたい」

アオイサバミソ「私のモババ使いますか?持っていきますね!」

イキリキャシー「あ、マジ?!ありがとう!」

 

この時はオリエンテーション中だったのでそっちに気を取られていたのか、それとも文脈でどうにかしてたのか、何も反応していない。

 

しかし改めて見ると、非常に耳慣れない単語だ。

 

「鳥に帰りました」

 

をきっかけに文章に注意が向いて、

 

「待ってモババって何?!」

 

となったのだろう。

 

そのあと合流して、

 

「さっき『鳥に帰りました』ってすごい誤字してたよね。しかもモババってクセ強すぎない?」

 

と聞いてみた。

 

すると、アオイサバミソは

 

「え?普通に言いません?モバ充とかも言いますよ」

 

などのたまった。

 

わたしは

 

「ポータブル充電器どっかで買いたい」

 

と送っているので、モババやらモバ充やら言うわけがない。

 

正直「モバイルバッテリー」なら言う。

 

なんならたまたま今回「ポータブル充電器」だっただけで、「モバイルバッテリー」の方がよく使うかもしれない。

 

確かに、ポータブル充電器はちょっとダサいとは思う。

 

しかし、モババやらモバ充やらも大概ではないだろうか。

 

バが連続すると、ババアみたいでなんだか微妙だ。

 

モバ充なんて、リア充など〜充シリーズの亜種にしか聞こえない。

 

言う言わないなんて論争は埒が開かない。

 

それならみんなに聞いてみよう、となったわたしたちは、それぞれSNSの投票機能で聞いてみた。

 

 

「モバイルバッテリー、モババとか略す?略さない?」

 

とりあえずモババで聞いてみたが、モバ充も変わらないだろう。

 

結果は、

 

イキリキャシー「略す: 17% 略さない:83%」

 

アオイサバミソ「略す: 63% 略さない: 37%」

 

だった。

 

圧倒的な差を見せつけたイキリキャシーだったが、ここでデータの分析は終わらない。

 

わたしとアオイサバミソの出会いは統計学の授業。

 

データの扱いには慣れている。

 

このデータの問題点は母数である。

 

母数が少ないイキリキャシーの方が、偏った結果が出てしまう。

 

フォロワーが多く人望があるアオイサバミソと、人望のないイキリキャシーでは投票者数に3倍ほどの差があった。

 

というわけで、2人の投票数を合わせたパーセントを出すことにした。

 

120人以上の人々にご投票いただいた結果、

 

「略す: 50% 略さない: 50%」

 

という衝撃の結果になった。

 

それぞれの投票者を照らし合わせた結果、どうやらわたしの同期は略さないに入れていて、アオイサバミソの同期は略すに入れていることが判明した。

 

わたしとアオイサバミソは2つ離れているのだが、わたしたちの間の代は半々くらい。

 

なるほど、わたしの一つ下を境にしたジェネレーションギャップか。

 

わたしはリア充にもソロ充にもなれるが、どうやらモバ充にはなれなかったみたいだ。

 

 

イキリキャシーが書く笹かまコンビーフ

先々週の記事では、「笹かまコンビーフ」と「イキリキャシー」の由来でも書こうかという結論に至った。

 

↓先々週の記事

 

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

 

特に面白い秘話があるわけではないが、こんな意味のわからない名前の説明くらいしてもよいだろう。

 

 

まずはペンネームであるイキリキャシー。

 

国際色豊かな大学に進学することが決まった直後、わたしはある懸念を抱いていた。

 

意識高い系の人しかいなかったらどうしよう。

 

高校生のうちからボランティア活動に参加したり、途上国で学校を建てたりしている人しかいなかったらどうしよう。

 

それを意気揚々と自慢してくる人しか居なかったらどうしよう。

 

ボランティアなんて、夏休みにPTAがやっていた校庭の池掃除に飛び入り参加したり、冬休みに公使さんがしていた雪かきに飛び入り参加したりしたくらいだ。

 

ボランティアの名を冠する活動に参加したのは、中学生の時のゴミ拾いくらいしか記憶にない。

 

もちろん途上国で学校なんて建てたこともない。

 

そんな懸念を友人に打ち明けたのが始まりだった。

 

「意識高い系とかイキリばっかりだったらどうしよう」

 

そして話は意識高い系から英語に変わり、

 

「しかもみんな英語ばっかり話して、意識高い版ルー大柴かもしれない。ミドルネームもついてるかもしれない」

 

という懸念も生まれた。

 

「自己紹介の時、Hi, my name is Kathy. って言われるんだよ。キャシーじゃなくてKathyね。thだから。イキリキャシーだよ」

 

そういうわけで、イキリキャシーという単語が生まれたのだ。

 

それを友人が面白がって、

 

「大学でのあだ名、イキリキャシーでいいじゃん。みんな呼んでくれるよ」

 

と言い出した。

 

本来は、未来の同級生に思いを馳せて生まれた言葉だったのだ。

 

ブログを開設したのはそれからしばらく経った頃だったが、ペンネームに悩んでいた時ふと思い出した。

 

そしてわたしはイキリキャシーとしてしょうもない文章を書くことになった。

 

 

名前の次は、ブログ名。

 

これまたキャッチーな名前をつけるべく、わたしは頭を悩ませていた。

 

最初に決まったのは笹かま。

 

実は、わたしは笹かまが嫌いだ。

 

あのむにむにした感じがどうも受け入れ難い。

 

食感の問題で、かまぼこ、ちくわなどの練り物は全体的に好かない。

 

しかし笹かまには思い出があり、それを思い出したから採用したのだ。

 

それは、大学受験で仙台に行った時のこと。

 

高校でお世話になっていた先生が笹かまが好きとのことで、どうせならお土産に買っていこうと決めた。

 

そして意気揚々と駅のデパ地下に赴いたのだが、そこで事件は起きた。

 

「試食の方どうぞー」

 

試食は好きだ。

 

しかしこの時ばかりは試食システムを恨んだ。

 

「いえ…」

 

「どうぞどうぞー!」

 

やはり駅ビルは、ご当地グルメ業界の激戦区なのだろう。

 

うちの商品の美味しさをわかってもらい、買ってもらおう!という気概を感じた。

 

断ることもできず、わたしは差し出された笹かまを頬張った。

 

だめだ。

 

食わず嫌いかとも思ったが、食った上で嫌いだ。

 

「こちらの方もどうぞー!」

 

時間をかけて咀嚼中のわたしに、店員さんは別の味の笹かまを渡そうとしてきた。

 

これ以上は食べられない。

 

「とてもおいしかったので、このプレーンにします」

 

嘘も方便と言うし、人を傷つけないための嘘はついてもいいだろう。

 

ここまで苦労して入手した笹かまは、無事喜んでもらえた。

 

そんな思い出があるので、笹かまを採用したのだ。

 

しかしブログ名が「笹かま」というのはなんだか変だ。

 

これじゃあ笹かま紹介ブログである。

 

しょうもない文章を書くことは決めていたので、わけのわからない組み合わせにしてやろう。

 

そしてわたしは、笹かまと合わない食べ物を思い浮かべ始めた。

 

当時のメモを見てみると、どうやら最初に思い浮かんだのは「グミと笹かま」だったらしい。

 

当時のわたしも納得いってなかった様子だったし、今思い返してもダサい。

 

「と」という繋ぎ言葉がダサい。

 

その次には「笹かまコンビーフ」が出てきていた。

 

笹かまとコンビーフは別に食べ合わせが悪いわけではなさそうだが、語呂の良さから即採用された。

 

こうしてイキリキャシーが書く笹かまコンビーフが生まれたのだ。

 

特段イキってるわけでもなければ名前もキャシーではないし、笹かまも好きではない。

 

ちなみにコンビーフは大好物である。

 

火を通してご飯の上に乗せ、マヨネーズをかけたらもう絶品だ。

 

是非試して欲しい。

 

f:id:Ikiri-Kathy:20220318150204j:plain

笹かまコンビーフ



イキリキャシー またの名を イキリキャシー

「イキリちゃん」「イキリ」「キャシー」「キャシーちゃん」「イキリキャシー」「イキリさん」

 

こう羅列すると奇妙だが、これはイキリを苗字、キャシーを下の名前と見立てた時のわたしのあだ名である。

 

だいたい世の中でも王道の呼ばれ方をカバーしているが、それぞれ呼ぶ人々には傾向がある。

 

なので、呼ばれ方次第でだいたいいつの知り合いか見当がつくのである。

 

 

「イキリちゃん」

 

こうペンネームで書いてみると違和感しかないが、普通の苗字なので安心してほしい。

 

これは中高時代の友人の間で幅広く用いられているあだ名だ。

 

また、大学一年の春学期のクラスメイトも「イキリちゃん」と呼んでいる。

 

わたしは元々下の名前で呼ばれるのが好きではなく、大学一年の春までは頑なに苗字で呼ばせていた。

 

なので、中高時代のほとんどの友人と大学一年の春学期のクラスメイトは「イキリちゃん」なのである。

 

大学の先輩も、出会った時期に関わらず「イキリちゃん」な気がする。

 

しかし非そーしゃらいず芸人を自称するイキリキャシーは、そもそも先輩の知り合いが多くない。

 

入れていいのかはわからないが、とりあえず大学の仲のいい先輩もここに入れようと思う。

 

 

「イキリ」

 

高校時代の友人をメインに「ちゃん」が外れ、「イキリ」と呼び捨てになった。

 

わたしは女子高出身だ。

 

お嬢様タイプではなくゴリラタイプの女子高だったため、乱暴な言葉遣いが蔓延っていた。

 

よって名前も雑に呼び捨てになっていったのである。

 

 

「キャシー」

 

「イキリちゃん」と呼んでもらっていたのは、大学一年の春学期まで。

 

大学一年の秋学期以降に知り合った大学の友人は、多くが「キャシー」と呼んでいる。

 

大学一年の春学期の終わり。

 

授業が英語で行われる以上、下の名前で呼ばれることは避けられないことに3ヶ月かけてようやく気づいた。

 

諦めたわたしは、自己紹介の時「下の名前で呼ばれるのは好きじゃないから、イキリちゃんとか呼んでね」と言うのをやめた。

 

そもそもわたしの大学に、上の名前で呼ぶ文化はほとんどないのだ。

 

必然的にキャシーと呼ばれることが増えて、今ではもう慣れっこだ。

 

 

「キャシーちゃん」

 

かつては下の名前を呼ばれたくなかったのに、今では一人称としてふざけて「キャシーちゃん」を使うこともある。

 

正確に言えばわたしの下の名前は三文字で、最初の二文字+ちゃんなのだが、それをこのペンネームで再現するのは難しい。

 

よって「キャシーちゃん」でいかせてもらう。

 

大学一年の春学期に、ある友人が「キャシーちゃん」と呼び始めた。

 

当時は下の名前で呼ばれるのが嫌で、最初は割と本気で嫌がっていたのだが、呼ばれ続けるうちに自分の中で浸透し始めていった。

 

下の名前呼び捨てで呼ばれることを受け入れ始めた大学一年の秋学期から、自分でもふざけて「キャシーちゃん」と使うようになった。

 

さすがに普段から使ってるのは痛々しくて見ていられないし、本気で言っているわけではない。

 

ただふざけたノリで、

 

「キャシーちゃんおバカだから、今日は日曜なのに月曜だと思って早起きしちゃった」

 

のように使う。

 

 

「イキリキャシー」

 

これも「キャシーちゃん」同様、一人称のように使っている。

 

また、大学の友人の間でも浸透しつつある。

 

「キャシー」と呼ぶには微妙だけど、だからといって「イキリ」とか「イキリちゃん」とか上の名前を呼ぶ文化もない。

 

そんな人たちにより、語呂の良い「イキリキャシー」が使われるようになった。

 

元々「キャシー」と呼んでいたにもかかわらず、いつのまにか「イキリキャシー」に移行している人もいる。

 

結構気に入っているので、わたしのことをなんて呼べばいいかわからない人はぜひフルネームで呼んでほしい。

 

ペンネームもまたしかりだ。

 

 

「イキリさん」

 

最後はこの一見するとよそよそしい呼び名。

 

中学時代からの友人で今も連絡をとっている人々は、一周回って「イキリさん」と呼ぶようになった。

 

きっかけは一人が「イキリさん」と呼ぶようになったから。

 

高校の時までは「イキリちゃん」だった気がするのだが、大学に入ってからいつのまにか「イキリさん」になっていたことに気づいた。

 

そして他の仲がいい人たちも感染し、今では揃って「イキリさん」と呼んでくる。

 

わたしもその人たちを苗字にさん付けで呼ぶようになり、側から見るとよそよそしいけど実は約十年の仲、といった具合になっている。

 

そんな中、中1の一番最初から仲良くしている子だけは「イキリちゃん」を貫いている。

 

 

以下は、長々とコメントするほどのことでもないものや当たり前のものたちだ。

 

・イキリ先輩…中高の後輩

・キャシーさん…大学の後輩と大学の男の先輩

・イキリさん…中学の先生

・イキリ…高校の先生

・キャシー…大学の先生

 

この呼び方をするのはこの知り合いだな、と大体見当がつくのはなかなか面白い。

 

とりあえず今は、困ったら本名もペンネームもフルで「イキリキャシー」と呼んでもらえればいい。

 

一生懸命マックを食べるイキリキャシー

ある日友人(以下テックガール)と電話していると、パワーワードが飛び出した。

 

「わたしもマック食べたくなった。イキリさんが一生懸命マック食べてるから」

 

わざわざテックガールとのLINEにそれを送ってアナウンスにしたくらい、面白くて好きだ。

 

確かにわたしはマックを毎日食べている。

 

比喩などではなく、本当に毎日Uber Eatsで頼んでいるのだ。

 

ひどい時は1日複数回頼む。

 

この二十数年の間、デリバリーが届く場所に住んだことは約3年しかない。

 

実家→大学の寮→大学近くのアパート1→実家→アパート2→アメリ

 

という生き方をしてきたのだが、アパート1とアパート2にしかデリバリーはこなかった。

 

加えてUber Eatsなんて最先端のものではなく、出前館である。

 

しかも都会の出前館とは違い、専用の配達員がいるわけでもない。

 

出前館で頼むとアプリからお店に注文情報が行き、店員さんがそれを配達してくれるというシステムだ。

 

出前館は仲介業者のようなものである。

 

直接お店で頼むよりポイントが貯まりやすいから、出前館で頼んでいたのだ。

 

レパートリーも、ホームパーティーのラインナップだった。

 

お寿司、ピザ、トンカツ。

 

しかし届くだけマシだったのである。

 

実家も寮も、デリバリーなんて届かなかった。

 

幼少期のイキリキャシーにとって、デリバリーは高級食材並みに貴重なものだった。

 

祖父母の家で食べるピザやお寿司に、ワクワクしたものである。

 

わたしはデリバリー難民だった上にジャンクフードをこよなく愛する、枕元に醤油を置くほど怠惰な人間だ。

 

詳細はこの記事から↓

 

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

 

食欲より怠惰が勝つ人間でもある。

 

詳細はこの記事から↓

 

 

sasakama-cornedbeef.hatenablog.com

 

 

 

Ikiri Kathy meats Uber Eatsなんてしてしまえば、そりゃ乱用するに決まってる。

 

さて、話が逸れてしまった。

 

「わたしもマック食べたくなった。イキリさんが一生懸命マック食べてるから」

 

がいかに面白いか。

 

この話をしたいのだ。

 

「一生懸命マックを食べてる」

 

まずこのフレーズ。

 

まるで大食いの選手か、マックを食べないと命に関わる状況下におかれた人間だ。

 

わたしは大食いの選手でもないし、食べる食べ物に制約はない。

 

「一生懸命 + マックを + 食べてる」というこの言葉の組み合わせは、おそらくもう聞かないだろう。

 

そして「イキリさん」という呼び方。

 

ペンネームで書くといささか変だが、これは苗字である。

 

テックガールはわたしのことを苗字呼び捨てで呼んでいる。

 

しかしたまに苗字+さんで呼んでくるのだ。

 

テックガールだけでなく、中学時代からの友達何人かは最近苗字+さんで呼んでくるのだが、呼び名の話はまた来週。

 

とにかく、

 

「一生懸命マック食べてるから」

 

との相乗効果で、イキリさんもジワリティを抱く対象になってしまったのである。

 

 

テックガールは以前もパワーワードを生産している。

 

「いつ出国?あごめん。いつ出荷?」

 

これは、わたしがアメリカに行くことが決まった時に送られてきた文章だ。

 

わたしのことをおよそ人間だと思っていない。

 

しかも、一度「出国」と人間扱いした上での「出荷」だ。

 

ちょうどワクチンの副反応で体調が酷かった時だったが、思わず笑ってしまった。

 

この前にきちんと「おめでとう!」と言ってくれているし、ただの無礼者でないことは彼女の名誉のために記しておく。

 

 

もう一つパワーワードを紹介したい。

 

「イキリが大人とか違法だと思うんだけど、通報したほうがいい?ここに、なっちゃいけない人がいますけど?日本の治安が乱れます」

 

これは、わたしの二十歳の誕生日に寄せてくれたメッセージである。

 

まだ人間扱いしてくれているが、これではとんだ問題児である。

 

いや、違法で治安を乱しているのだから問題児といったレベルではない。

 

本気でこう思っているとしたら、早いところ友達を辞めて通報したほうがいい。

 

これまたこのメッセージの前に「ハッピー20!!!!!!!」と送ってくれているので、テックガールはやはりただの無礼者ではない。

 

こんな文章を送ることができるほどの関係性、ということだ。

 

なお、この話をブログに書きたいから名前の希望を教えてくれと言ったら、

 

「なんでもいいよ。何がいい?逆に」

 

と言われた。

 

てっきり意気揚々とふざけた希望を伝えてくると思ったので、何だか拍子抜けしてしまった。

 

でも確かにペンネームというのは難しいものである。

 

再来週の記事は、「笹かまコンビーフ」と「イキリキャシー」の名前の由来にしようかな。