笹かまコンビーフ

イキリキャシーが、どうでもいいことを毎週金曜に綴るだけのブログ

イキリキャシー またの名を イキリキャシー

「イキリちゃん」「イキリ」「キャシー」「キャシーちゃん」「イキリキャシー」「イキリさん」

 

こう羅列すると奇妙だが、これはイキリを苗字、キャシーを下の名前と見立てた時のわたしのあだ名である。

 

だいたい世の中でも王道の呼ばれ方をカバーしているが、それぞれ呼ぶ人々には傾向がある。

 

なので、呼ばれ方次第でだいたいいつの知り合いか見当がつくのである。

 

 

「イキリちゃん」

 

こうペンネームで書いてみると違和感しかないが、普通の苗字なので安心してほしい。

 

これは中高時代の友人の間で幅広く用いられているあだ名だ。

 

また、大学一年の春学期のクラスメイトも「イキリちゃん」と呼んでいる。

 

わたしは元々下の名前で呼ばれるのが好きではなく、大学一年の春までは頑なに苗字で呼ばせていた。

 

なので、中高時代のほとんどの友人と大学一年の春学期のクラスメイトは「イキリちゃん」なのである。

 

大学の先輩も、出会った時期に関わらず「イキリちゃん」な気がする。

 

しかし非そーしゃらいず芸人を自称するイキリキャシーは、そもそも先輩の知り合いが多くない。

 

入れていいのかはわからないが、とりあえず大学の仲のいい先輩もここに入れようと思う。

 

 

「イキリ」

 

高校時代の友人をメインに「ちゃん」が外れ、「イキリ」と呼び捨てになった。

 

わたしは女子高出身だ。

 

お嬢様タイプではなくゴリラタイプの女子高だったため、乱暴な言葉遣いが蔓延っていた。

 

よって名前も雑に呼び捨てになっていったのである。

 

 

「キャシー」

 

「イキリちゃん」と呼んでもらっていたのは、大学一年の春学期まで。

 

大学一年の秋学期以降に知り合った大学の友人は、多くが「キャシー」と呼んでいる。

 

大学一年の春学期の終わり。

 

授業が英語で行われる以上、下の名前で呼ばれることは避けられないことに3ヶ月かけてようやく気づいた。

 

諦めたわたしは、自己紹介の時「下の名前で呼ばれるのは好きじゃないから、イキリちゃんとか呼んでね」と言うのをやめた。

 

そもそもわたしの大学に、上の名前で呼ぶ文化はほとんどないのだ。

 

必然的にキャシーと呼ばれることが増えて、今ではもう慣れっこだ。

 

 

「キャシーちゃん」

 

かつては下の名前を呼ばれたくなかったのに、今では一人称としてふざけて「キャシーちゃん」を使うこともある。

 

正確に言えばわたしの下の名前は三文字で、最初の二文字+ちゃんなのだが、それをこのペンネームで再現するのは難しい。

 

よって「キャシーちゃん」でいかせてもらう。

 

大学一年の春学期に、ある友人が「キャシーちゃん」と呼び始めた。

 

当時は下の名前で呼ばれるのが嫌で、最初は割と本気で嫌がっていたのだが、呼ばれ続けるうちに自分の中で浸透し始めていった。

 

下の名前呼び捨てで呼ばれることを受け入れ始めた大学一年の秋学期から、自分でもふざけて「キャシーちゃん」と使うようになった。

 

さすがに普段から使ってるのは痛々しくて見ていられないし、本気で言っているわけではない。

 

ただふざけたノリで、

 

「キャシーちゃんおバカだから、今日は日曜なのに月曜だと思って早起きしちゃった」

 

のように使う。

 

 

「イキリキャシー」

 

これも「キャシーちゃん」同様、一人称のように使っている。

 

また、大学の友人の間でも浸透しつつある。

 

「キャシー」と呼ぶには微妙だけど、だからといって「イキリ」とか「イキリちゃん」とか上の名前を呼ぶ文化もない。

 

そんな人たちにより、語呂の良い「イキリキャシー」が使われるようになった。

 

元々「キャシー」と呼んでいたにもかかわらず、いつのまにか「イキリキャシー」に移行している人もいる。

 

結構気に入っているので、わたしのことをなんて呼べばいいかわからない人はぜひフルネームで呼んでほしい。

 

ペンネームもまたしかりだ。

 

 

「イキリさん」

 

最後はこの一見するとよそよそしい呼び名。

 

中学時代からの友人で今も連絡をとっている人々は、一周回って「イキリさん」と呼ぶようになった。

 

きっかけは一人が「イキリさん」と呼ぶようになったから。

 

高校の時までは「イキリちゃん」だった気がするのだが、大学に入ってからいつのまにか「イキリさん」になっていたことに気づいた。

 

そして他の仲がいい人たちも感染し、今では揃って「イキリさん」と呼んでくる。

 

わたしもその人たちを苗字にさん付けで呼ぶようになり、側から見るとよそよそしいけど実は約十年の仲、といった具合になっている。

 

そんな中、中1の一番最初から仲良くしている子だけは「イキリちゃん」を貫いている。

 

 

以下は、長々とコメントするほどのことでもないものや当たり前のものたちだ。

 

・イキリ先輩…中高の後輩

・キャシーさん…大学の後輩と大学の男の先輩

・イキリさん…中学の先生

・イキリ…高校の先生

・キャシー…大学の先生

 

この呼び方をするのはこの知り合いだな、と大体見当がつくのはなかなか面白い。

 

とりあえず今は、困ったら本名もペンネームもフルで「イキリキャシー」と呼んでもらえればいい。