笹かまコンビーフ

イキリキャシーが、どうでもいいことを毎週金曜に綴るだけのブログ

イキリキャシーの日課はランニング

 

大学生になってからめっきり運動をしなくなった。

 

そんな人も少なくないのではないだろうか。

 

かつて運動部だったけど、大学では運動系のサークルには入らなかった、などが主な理由だろう。

 

わたしの場合は高校の時顧問と喧嘩して途中でやめてしまったが、高2まで卓球をやっていた。

 

また、体育も積極的に取り組んでいた。

 

余談だが、イキリキャシーは相手が先生だろうと場所が職員室だろうと違うと思ったら口答えをしてしまう。

 

よく言えば芯があって勇敢、であるが上の立場の人に媚びたりなどめっぽうできないので、結局は世渡り下手ではある。

 

閑話休題

 

部活も体育の授業もなくなった今、一見運動量は減った。

 

しかしわたしの場合は違うのだ。

 

毎朝走っている、と言えば聞こえは良いが実際 は毎日寝坊して遅刻寸前なだけである。

 

わたしは非常に早起きが苦手だ。

 

午前中に起きるのは早起きだと思っている。

 

よってわたしの時間割に一限なんてものは存在しない。

 

それだけの策を講じてもなお、わたしは寝坊をしてしまうのだ。

 

現在わたしは教室から走って五分の寮に住んでいる。

 

それだけの距離をもってしてもなお、わたしは寝坊をしてしまうのだ。

 

授業開始10分前に、スヌーズを幾度も繰り返した目覚ましをみて目を見張り、必要最低限の荷物をかっさらい部屋を出る。

 

そんな毎日である。

 

階段を猛スピードでくだり、教室へ疾走するのはれっきとした運動だ。

 

さらに、荷物を持っているということは筋トレにもなるのではないだろうか。

 

それだけでない。

 

バイトに行く時も運動をしている。

 

寮からバイト先に行くには、1時間に一本しかでないバスに乗らねばならない。

 

逃したらあとがないのだ。

 

にもかかわらず、いつの間にか時計をみると時が迫っている。

 

やばい。

 

わたしは荷物をしょって部屋を走り出る。

 

そうやってバイトに通っているのだ。

 

実は間に合わずにタクシーを使ったことも数回あるのだが、自分がぼけぼけしてたのが理由なのにタクシー代を請求するのはさすがに厚かましいので泣く泣く自腹を切っている。

 

さて、イキリキャシーはそのようにギリギリになってから急ぐ生活をしているので、背中に重い荷物をしょって走ることに慣れている。

 

そのことによる弊害が高三の時に起きた。

 

それは体力テスト、50メートル走の時。

 

イキリキャシーは順調にスタートを切り先頭に立ったものの、真ん中あたりで突然転倒した。

 

四肢を擦りむき、満身創痍で再計測となった。

 

どうしてか。

 

そう、軽すぎてバランスが狂ったのである。

 

背中が軽い。足が軽い。

 

いつも荷物をしょって走っているため、逆に何もない状態が慣れなかったのだ。

 

ともに走っていた友人は、あとから

 

「走ってたら突然イキリキャシーが視界から消えたんだもん、びっくりだよ」

 

と語った。

 

わたしもびっくりである。

 

きっと今50メートル走をしても、転ぶだろう。

 

もしも50メートル走を走る機会があれば、バランスに十分気をつけようと思う。

 

また同じように毎日ギリギリを生きている人がいれば、50メートル走にはぜひ注意してほしい。